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Solo

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20世紀のフォークチェロソロ

Year

2015

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2015

Production

Wakako YAMAMOTO (Studio N.A.T)

Production

Wakako YAMAMOTO (Studio N.A.T)

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Wakako YAMAMOTO (Studio N.A.T)

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Wakako YAMAMOTO (Studio N.A.T)

Direction

Wakako YAMAMOTO (Studio N.A.T)

Direction

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Wakako YAMAMOTO (Studio N.A.T)

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Mastering

Takao OTSUKA (Studio N.A.T)

Mastering

Takao OTSUKA (Studio N.A.T)

Mastering

Takao OTSUKA (Studio N.A.T)

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Takao OTSUKA (Studio N.A.T)

Photos

Jun MATSUOKA

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Graphic Design

Fukushi OKUBO

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Details

プログラムノート

このCDで用したかったことは、様な音色を集めた音楽への「旅」、チェロのスコルダトゥーラ(特殊な調話)によるコダーイのチェロ・ツナタの独特な音き、ハーブや、テインバロン、ギター、バグパイプ、三味線、チョングリが出すような多彩な音色、弾く、擦る、またフルートのフラジオレットやカタルーニャ地方の模倣

前奏法などを駆使したチェロの豊かな表現力を聴いて頂きたい。


ゾルタン・コダーイ(1882~1967)

ハンガリー生まれ。ブダペストで音楽を学び、教会の図書館で宗教音楽に勤しんだ。ヴァイオリンとピアノを学んだがチェロに関しては独学であった。彼は世俗数の詩節の構造を研究した論文を完成、その後バルトークと出会い、ルーマニアなど東ヨーロッパで伝統的世谷駅を収集し、後にその楽器を出版した。

今曜作品が最も多いが、幾つかの答弦楽作品(ハ長鍋の交響曲【1960」など)もある、室内楽は世俗音楽の自然さと、古典音楽的スタイルの融合を目指した作品が多い。弦楽四重奏曲第2番作品10、セレナード(2ヴァイオリン、ヴィオラ)作品12、最初の円熟期の作品である、無伴奏チェロ・ソナタ作品8などがある。


<無伴奏チェロソナタ 作品8>

極めて自由なソナヌ形えである即興的な会話に過ち、小節感が分かり悪いような自由さも持ち合わせている。一方で、分かり易い構造と主題の統一性を持つ歌い回しが、その自由さに柔数に結びついている。

基本は口短調(ただし下2本の太い豆は半音下がる=スコルダトゥーラ)だが、フリギア施法の影響が強い。

多調の和音も多く使われ、弱性の規則には鶏られていない。そして様々な楽器の音的になぞらえた毎分や、ジブシーが強くハンガリアンダンス(Verbunkosヴェルブンコシュ。18世紀終盤から19世紀の中頃

ハンガリーで流行した舞曲のスタイル)さえも使われる。世俗的な音楽の表現法を模索し、スル・ポンティチェロ(駒の近くを弾く)、スル・タスト(指板の上を弾く)、重音のハーモニクス、左手のピチカート、トリル、トレモロ...などの数々の奏法を使用したが、コダーイにとっては世俗的な音楽と芸術音楽とが合したかたちを彷彿させるためであった。


ガスパール・カサド(1897-1966)


バルセロナ生まれの作曲家、チェリスト。チェロバブロ・カザルスとともにパリで学び、日本人ピアニストの原千恵子と結婚した。チェロの作品を多く残し、ファリャやラヴェルの音楽だけでなく、カタルーニャ地方の民俗芸能やスペインの民合算額から影響を受けている。

無伴奏チェロ組曲(1926)は3楽章からなり、17世紀のバロック時代の古典組曲を想起させる。第1楽章はPreludio e Fantasia (プレリュード・エ・ファンタジ

7)。梅めて自由に書かれ、フラメンコギターのアルペジオの様な音型を、即興的な言い回しで抑揚を付けたり、旬読点を付けたりもする。第2楽章Sardana(#ルダーニャ)は、カタルーニャの格式のある踊りの一種。Flaviol(フラヴイオ/片手でカタルーニャのフルートを吹きながら、他方の手でタンブリンなどの打楽器を打つ)の模倣に始まり、その後2/4拍子の荒々しいダンスを伴う。曲の中間部には、郷愁を感じさせる踊りがあり、優雅な部分とおどけた部分が出現する。第3楽章は間奏曲と終曲のダンス。ゆっくりとした歌のようなロ短調の序奏の後に、5/4拍子の静かな主題が出現する。その後の3/4拍子の踊り(8分音符のカスタネットを伴う)の後にイ短調の和音件奏の主題が戻ってくる。終結部(agitatissimo/最も激しく)は、第に速くなりながらも、二短調のノスタルジックな音楽が最後まで感じられる。

賞敏郎(1929-1997)

横浜生まれ。東京芸術大学卒業後、パリのコンセルヴァトワールでトニー・オーバン(フランスの曲家)などと共に学んだ、ミュージックコンクレートで有名なビエール・シェフェールに興味を持つ。12時技法を習得し、更に寛子音楽、磁気テープのための音楽、プリベアード・ビアノのための作品を発表、20世紀の音楽の研鑽を積んだ。

<Bunraku(文楽)>

1960年に作曲された。西洋的な結法を使いながら、三味線の技法を翻案した作品。17世紀、江戸時代の人形浄瑠璃の伴奏は琵琶によるものだったが、その後徐々に三味線が取って代わり、また参や笛、打楽器が加わるようになった。歳の作品では、まず左手のピチカートが歌の伴奏をつとめ、右手のピチカートが踊りの楽想を奏する。これはまるで、文楽の劇場の中で小さなオーケストラを操っているイメージである。

スルカン・ジンサゼ(1925-1991)

グルジアの作曲家、教育者。国立の弦楽四重奏団でチェリストとしてのデビュー、その作風は、世俗的な音楽から、また他の20世紀の作曲家たち(バルトーク、ショスタコーヴィチなど)からの影響を強く受けている。

チョングリは、フレットの無い4弦のリュートの名前。チョングリは西グルジアで女性が弾いたと言われている

(パンドゥリという楽器もあり、こちらは、男性も弾くフレットのある3弦の楽器である。チョングリとパンドウリは、ソロ楽器としても、伴奏楽器としても使用される)。

このチョングリという作品は、ロシアのチェリスト、ダニール・シャフランのために書かれた「5つの小品」の中からの1曲である。ピチカートのみで演奏され、伝統的なグルジアの楽器の、完全な模倣を目指した作品といえる。

エマニュエル・ジラール

日本語訳:竹内淳

EMMANUEL GIRARD

エマニュエル・ジラール 日本(仙台と鎌倉)在住のチェリスト、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。

© 2024-2025 Emmanuel GIRARD

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