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November 18, 2022

Les Epopées

フランスの古楽グループが贈る、17世紀フランスの雅な宮廷歌曲の世界!

Les Epopées

声楽カンパニー「ゼポペ(=叙事詩)」の名は、今日でも私たちの想像力をかきたてる英雄物語のもとに由来しています。指揮者のステファン・フュジェ率いるこのアンサンブルは、楽譜の枠にとらわれない豊かで感動的な音楽の旅を紡きます。

実際、楽譜は単なる枠組みであり、だまし絵のようなものです。バロック歌曲の旋律は豊かな装飾に彩られていても、基本的には朗読的なものであり、その解釈は楽譜以上のものでなければなりません。これを実現するために、声楽パートは多くのわずかな間と小さな抑揚で音楽の線を豊かにすることによって歌詞を引き出しています。もはや音程ではなく、朗読の抑揚なのです。

このようにして言葉は自由を与えられ、歌詞が前面に出てきて突然理解できるようになるのです。より親しみやすく、歌の情感によって自由に伝えられ、聴き手の心に直接届くようになります。完全に現代的で音響的な結果は驚くべきものであり、印象的であり、感情を揺さぶられるものであり、最終的には抗しがたいものとなるのです。

ステファン・フュジェ Siphame Fuget (音楽監督/チェンバロ)

チェンバロをクリストフ・ルセ、ビエール・アンタイ、トン・コープマン、指揮をニコラ・ブロショのもとで学ぶ。パリ国立高等音楽院をチェンバロと通奏低音、ともに満場一致の1位で卒業後、デン・ハーグ王立音楽院を卒業。ブルージュ国際古楽コンクール入賞(チェンバロ部門)。チェンバロ奏者として多くのアンサンブルや歌手との共演を重ね、名声を確実のものとしていく。声楽指導者としても才能を発揮し、アンネ・ゾフィー・フォン・オッターの希望でフランス・バロック音楽のスペシャリストとしてフランク

フルト歌劇場でのシャルパンティエ (メデ)の上演に参加。また、自身も指揮者として多くのバロック・オベラの上演を行う。若い演奏家と活動するという彼の希望に端を発して、パリ地方音楽院において声楽指導とバロック・オペラのクラスを持つ。バロック解釈の新たなビジョンを提示すべく、2018年、声楽カンバニー

「レゼボベ」を創設。オペラや合唱曲など大編成の作品から歌曲まで幅広い作品を演奏するほか、マスタークラスも開催している。今回は小編成によるフランス宮廷歌曲の演奏で緊密なアンサンブルをかせる。

クレール・ルフィリアートル Claire Lefilliatre (ソプラノ)

歌やバロック時代の解釈への情熱から、歌をアラン・ビュエ、ヴァレリー・ギヨリ、バロック

朗唱法とジェスチャーをウジェーヌ・グリーン、バンジャマン・ラザールのもとで学ぶ。身体と声との関わりの重要性を意識し、パリの国立アレクサンダーテクニックセンターのディプロマコースにてアニエス・ド・ブリュノフに事。17世紀のフランスとイタリア音楽についての解釈の第一人者として知られている。ル・ポエム・アルモニークをはじめ、数多くのオーケストラやアンサンブルと共演。オペラではリュリ<町人貴族><カドミュス

とエルミオーヌ)、カヴァッリ<エジスト>などに出演。オペラ、歌曲にとどまらず、異なる芸術の世界と融合させたプロジェクトなどにも関心を持ち、幅広い活動を展開している。北とびあ国際音楽祭2022ではリュリ作曲 オペラ<アルミード)公演にも出演しタイトルロールを歌う予定。

エマニュエル・ジラール Emmannel Girard(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

パリ・ソルボンヌ大学で美術史、ラングゾーミフランス国立東洋言語大学で日本語を学び、パリ国立高等音楽院をチェロ、室内楽共にプルミエプリで卒業。卒業後、同音楽院の古楽器科において、バロックチェロと通奏低音を学ぶ。横浜国際音楽コンクール審査員。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者でもある。現在、桐朋学園大学音楽学部の特任教授として、チェロ、ガンバ、室内楽の指導を行っている。宮城学院女子大学音楽科非常勤講師。CDはバッハの無伴奏チェロ組曲「20th Century Folk Cello

Solo」(共にN.A.T)、創設メンバーであるアンサンブルマレラで、フォルクレの組曲をナミ・レコードより好評発売中。アンサンブル マレラのシューベルトの室内楽作品、マレー異国組曲のCDをリリース。

PROGRAMME

セバスティアン・ル・カミュ

Sébastien Le Camus (1610-1677)

夜のままで

Laissez durer la mu

ジャン=アンリ・ダングルベール

Jean-Henry d'Anglebert (1629-1691)

組曲卜長調

Suite en sol

ジョゼフ・シャバンソー・ド・ラ・バール

Joseph Chabanceau de La Barre (1633-1678)

羊飼いたちよ、草の上へ

Allez bergers, dessus l'herbette

オノレ・タンプリュイ

Honore d'Ambruis(1600年代後半に活躍)

私たちの森の甘い静けさ

Le dona silence de nos bois

マルカントワーヌ・シャルパンティエ

Marc-Antoine Charpentier (1643-1704)

火のそばで愛し合おう

Auprès du feu, Y'on fait l'amour

泉のほとりで

Au bord d'une fontaine

マラン・マレ

Marin Marais (1656-1728)

シャコンヌ

Chaconne

セバスティアン・ル・カミュ

Sébastien Le Camus

私は平穏な目々を過ごした

Laissez durer la nui

ジャン=バティスト・リュリ

Jean-Baptiste Lully(1632-1687)

岩よ、お前は耳が聞こえない

Rochers vous êtes sourds

イタリア人の嘆き

Plainte de l'Italienne

ミシェル・ランベール

Michel Lambert (1610-1696)

楽しもう、甘い安らぎを

Goitous un doux repos

※曲目、液奏順、出液者は変更となる場合がございます。

あらかじめご了承ください。

EMMANUEL GIRARD

Emmanuel GIRARD is a Cello & Viola Musician from FRANCE, living in Sendai, JAPAN

© 2024-2025 Emmanuel GIRARD

Website made by NeoStudio

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